ドライバーは、ペダル操作をする際、状況に合わせて、無意識に繊細な操作を足の指先で行っている。人の動作や感覚にあわせたペダルを装着することで、ドライバーの意図を的確に伝え、かつ車両から伝わる情報を把握することが可能となる。 ゼロスポーツ「ペダル」は、踏み込んだ時の剛性、ブレーキとアクセルを交互に操作する際の優れた操作性を実現。本体は、表面処理、ペダルシャフトと連結する裏面までこだわりぬいたアルミ削り出し。また、安全性にも配慮し、アクセルとブレーキの間に、十分なクリアランスを確保。取付は、純正ペダルパッドの上から装着するカバータイプではなく、純正ペダルパッドを取り外して交換。

アクセルを軽く踏んだ状態では、接触面がペダルの中心から最下端付近にあり、力強く全開に踏みこむと、接触面が上部に移動する。この動作に合うようアクセルペダルの角度と接触面であるペダル表面の形状に最適化を図り、自然なアクセルワークを実現するため、ペダルの角度や高さなど純正ペダルから変更。スポーツ走行時のヒール&トゥのしやすさはもちろん、一般走行時の操作性も向上。

ブレーキ操作時、踏み方によってペダル面に接している部位には違いがある。ゆっくりブレーキペダルを踏むときは、踵をつけたままペダルの下面から中心部を踏み込み、強くブレーキペダルを踏むときは、踵を浮かしてブレーキペダルの中心部から上面を踏み込んでいる。この動きに考慮して設計し、コントロールしやすい絶妙なペダルフィーリングを実現。 左右方向にスリットを入れ、前後方向には滑ることがなく、アクセルペダルへの移動もスムーズに行うことが可能。 またCVT/AT車用のブレーキペダルは、通常の動作に加えスポーツ走行時などに行う左足ブレーキも可能な面形状となっている。 さらに、付属のすべり止めパットを装着することで、よりグリップ力が高まり、安定感が増す。

クラッチ操作時は、クラッチペダルを勢いよく踏み込み、リリースしながらクラッチのミートコントロールを行っている。この動きに考慮したペダル形状によって、ペダルが足にフィットし、クラッチが繋がる際のミートポイントが感覚的に分かりやすくなる。 さらに、付属のすべり止めパットを装着することで、よりグリップ力が高まり、安定感が増す。

アクセルペダルに置いた右足と、本製品フットレストバーに置いた左足の位置関係がシンメトリーに近い状態になるため、より自然な姿勢で運転することが可能。ロングドライブ時における疲労を軽減する。またMT車の場合は、フットレストバーとクラッチペダルの位置関係も最適化しており、よりスムーズなクラッチ操作が可能となる。